2016年5月31日(火)〜6月11日(金)
12:00〜19:00(最終日17:00)
藤屋画廊
東京都中央区銀座2-6-5 藤屋ビル2F
TEL/ 03-3554-1361
声の素描 行・草 「息」
「書」を「絵」にしたいという思いをテーマに、作品と向き合って半世紀余りが立ちます。
12:00〜19:00(最終日17:00)
藤屋画廊
東京都中央区銀座2-6-5 藤屋ビル2F
TEL/ 03-3554-1361
声の素描 行・草 「息」
「書」を「絵」にしたいという思いをテーマに、作品と向き合って半世紀余りが立ちます。
今回は漆濾しの紙を使いました。25×50cmの白い手すきの薄い紙です。この紙を10枚重ねて漆を流し、絞るのだそうです。修復にも使用されるとのこと。これを6枚繋ぎ一枚の紙としました。
そして、そこに「無」の文字を書き連ねています。書は呼吸の形になったものと言われています。10代の終わり、座禅をした時に吐く息に「ムー」という声をのせるように指導されました。声を文字に置き換え、その集合を生命の営みとして見つめてみたい。
書でもなく絵でもなくなんだかわかりません。ただ書く喜びの中で仕事が進んで行き、自由なエネルギーが筆を運んでくれるのです。
自然との合一を願う私を、この薄い紙が引き受けてくれました。
そして、そこに「無」の文字を書き連ねています。書は呼吸の形になったものと言われています。10代の終わり、座禅をした時に吐く息に「ムー」という声をのせるように指導されました。声を文字に置き換え、その集合を生命の営みとして見つめてみたい。
書でもなく絵でもなくなんだかわかりません。ただ書く喜びの中で仕事が進んで行き、自由なエネルギーが筆を運んでくれるのです。
自然との合一を願う私を、この薄い紙が引き受けてくれました。
青木 一香
1942 岐阜市に生まれる、4歳より沼津で育つ。
幼少より父から「書」の手ほどきを受ける。
1960 現代美術研究所入所(川口軌外、福沢一郎、田口安男に学ぶ)
1966 東京藝術大学油画科卒業(牛島憲之教室)
1986 [現代の白と黒展」(埼玉県立近代美術館)
1960 現代美術研究所入所(川口軌外、福沢一郎、田口安男に学ぶ)
1966 東京藝術大学油画科卒業(牛島憲之教室)
1986 [現代の白と黒展」(埼玉県立近代美術館)
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